このたび日本患者由来がんモデル学会と日本ヒト細胞学会の合同学術集会を2024年8月21-23日(水、木、金)に国立がん研究センター研究所にて開催する運びとなりました。日本患者由来がんモデル学会は臨床検体を使ったがんモデルの樹立や応用に携わる研究者が参加し、日本ヒト細胞学会には主にモデル系の臨床応用に向けた研究を行っている研究者が参加して、日ごろの研究の成果を発表してきました。研究の考え方やアプローチそして研究開発段階の違いはあるものの、研究成果を最終的には臨床に還元するという点で二つの学会は共通しています。このようなことから、今年は二つの学会が合同で学術集会を開催し、議論をより発展させたいと考えています。
培養細胞、オルガノイド、ゼノグラフトなどの患者由来がんモデルは、樹立方法に加えて使用目的も多様です。本合同学術集会では、がんの本態解明や治療成績の向上につながる最新の話題を取り上げ、基礎研究者から臨床医までさまざまな背景をもつ方々が御講演されます。多分野の研究者が集まり議論することで、思いがけないアイデアを得たり新しい共同研究を開始したりできることを期待しています。
日本患者由来がんモデル学会・日本ヒト細胞学会 合同学術集会 2024
大会長 近藤格
国立がん研究センター研究所 希少がん研究分野 分野長
懇親会:8月22日(木)19時より
日比谷公園や皇居が見える絶好のロケーションで開催いたします。
参加者同士の交流を深めていただく絶好の機会となります。
皆様のご参加をお待ちしております。申し込みは画像をクリックまたは以下よりお願いします。